不動産の登記簿謄本は誰でも取得できる

少しお客様にもわかりやすいように不動産の基礎の基礎をご教示していこうと思います。

できるだけまめに不動産の基礎シリーズの投稿をしようと思います。

今回は不動産の登記簿謄本についてです。

不動産の登記簿謄本の見方につきましては、また今度記事をアップしようと思いますが、そもそも不動産登記簿謄本とは何か??

不動産の登記簿謄本とは、調査対象不動産を実際に調査するために使用します。

所謂「所有権」を誰が持っているのかということが記載されているものです。

不動産の登記簿謄本につきましては、例えば、ある1筆の土地に1つの家屋が建っているとします。

不動産についてあまり詳しくない方だと、土地と建物でセットだと誤解されてしまいますが、一見1つの不動産に見えましても土地は土地で、建物(登記簿謄本上は家屋と記載)は別個のものになります。

これは不動産の基礎の基礎です。

そして、不動産の登記簿謄本は不動産会社や司法書士などの有資格者しか取得できないと思われている方も結構多いのですが、実は不動産登記簿謄本は、「対象物件を管轄する法務局」で誰でも誰が所有権を持っているのか調査することができます。

管轄の法務局がどこなのかわからない方のために法務局のリンクを貼り付けておきます。
法務局

ここで不動産登記簿謄本を取得する際の注意ですが、一般的に使用されている住所とは別に「地番」というものがあります。
不動産登記簿謄本を取得するためには、この「地番」を知ることがまず大切です。

ゼンリンさんが出している「ブルーマップ」というもので「地番」を調べることができます。

よく郵便などで使用される住所とは別に「地番」というものがありますので、「地番」を調べれば、不動産の登記簿謄本がスムーズに取得できます。

これは、ネットでも取得でき、ネットので取得する方が法務局で不動産登記簿謄本を取得するよりも値段は安くなりますが、頻繁に不動産登記簿謄本をすることがない方は、ネットで登記簿謄本を取得するためには、適切な手続きを踏まなければ取得できないので、頻繁に不動産登記簿謄本を取得しない方は、対象不動産の管轄の法務局で不動産登記簿謄本を取得した方が手間が省けるかもしれません。

不動産について詳しくない方が法務局に行きましても、どういった書類を書けば良いのか、書類の書き方などわからないと思います。

その際は、法務局の方に聞けば、教えてくれると思います。

そして、不動産登記簿謄本取得に必要な書類を記載したら、不動産登記簿謄本取得に必要な印紙代をいくら分購入してくださいと言われますので、法務局の窓口の方に言われた金額の印紙代を購入してください。

ちなみに印紙の販売場所は、法務局内にあることが多いです。

そして、取得したい不動産登記簿謄本が取得できましたら、法務局の方から不動産登記簿謄本取得に必要な書類に購入した印紙代を貼れば終了です。

ちなみに不動産登記簿謄本と合わせて、公図と測量図というものも併せて取得しておくとより対象不動産についての登記情報がわかるので良いかと存じます。

それでは、今度不動産登記簿謄本の見方についての記事を書こうと思います。

意外とこの登記簿謄本の取得方法の記事がなかったので、不動産調査の基礎の基礎ですが、ご参考にして下さればと存じます。
注:2017年11月10日現在の情報ですので予めご了承ください。

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